雨後(うご)の筍(たけのこ)
《雨が降ったあと、たけのこが次々に出てくるところから》物事が相次いで現れることのたとえ。 [補説]成長が早いことの意で使うのは誤り。
縁(えん)の下(した)の筍(たけのこ)
立身出世のできない人のたとえ。
せき‐じゅん【石筍】
鍾乳洞(しょうにゅうどう)の床にみられる、たけのこ状の岩石。上壁から落ちるしずくの中に含まれている石灰分が沈殿して固まったもの。方解石からなる。
雪中(せっちゅう)の筍(たけのこ)
《中国、三国時代の呉の孟宗が冬に竹林で母の好物の竹の子を手に入れたという故事から》得がたいものを手に入れることのたとえ。また、孝心の深いことのたとえ。
たかむな【筍/笋】
⇒たかんな