あらわし‐ごろも【著し衣】
《喪中を表す衣の意》喪服。「この御—の色なくは」〈源・藤袴〉
いち‐しろ・し【著し】
[形ク]「いちじるし」の古い形。「天霧(あまぎ)らし雪も降らぬか—・くこのいつ柴に降らまくを見む」〈万・一六四三〉
いち‐じる・し【著し】
[形ク]《「いち」は、勢いのはげしい意の接頭語、「しるし」は、はっきりしている意。室町時代ごろまでは「いちしるし」》「いちじるしい」に同じ。「—・き山口ならばここながら神の気色をみせよ」〈かげ...
いち‐じるし・い【著しい】
[形][文]いちじる・し[シク]《ク活用の「いちじるし」の変化したもの》はっきりわかるほど目立つさま。明白である。顕著である。めざましい。「—・く身長が伸びる」「—・い進展を見せる」 [補説]古...
しる・し【著し】
[形ク] 1 はっきりしている。際立っている。しろし。「大伴の遠つ神祖(かむおや)の奥つ城(き)は—・く標(しめ)立て人の知るべく」〈万・四〇九六〉 2 (多く「…もしるく」の形で)聞いたこと思...
いちじるしい【著しい】
remarkable著しく remarkably著しい成功[進歩]remarkable success [progress]二つの間には著しい類似点があるThere is a marked [s...
いちじるしいあっか【著しい悪化】
a drastic deterioration
いちじるしいかいりょう【著しい改良】
remarkable improvement
いちじるしいそうい【著しい相違】
a significant difference
いちじるしいぞうか【(雇用者の)著しい増加】
a marked [remarkable] increase (in employers)