しゃ‐きょう【蔗境】
《「晋書」文苑伝から》談話・文章・景色などが次第におもしろくなってくるところ。晋の顧愷之(こがいし)が甘蔗を食う時、いつもまずい部分から食いはじめ、次第にうまい部分にうつったという故事による。佳境。
しょ‐きょう【蔗境】
⇒しゃきょう(蔗境)
しょ【蔗】
[音]ショ(慣) シャ(呉)(漢) 草の名。サトウキビ。「蔗境(しゃきょう)・蔗糖(しょとう)/甘蔗(かんしゃ・かんしょ)」 [難読]甘蔗(さとうきび)
しょ‐とう【蔗糖】
サトウキビ・サトウダイコンなどから抽出される糖。ぶどう糖と果糖とが結合した二糖類。化学式C12H22O11 サッカロース。スクロース。ケーンシュガー。