か‐さんか【過酸化】
化学構造上、酸素と酸素との結合をもっていること。
かさんか‐アセトン【過酸化アセトン】
アセトンの過酸化物。ふつう三量体であるトリアセトントリペルオキシド(TATP、化学式C9H18O6)をさす。高性能爆薬として知られ、アセトンのほか、過酸化水素水、塩酸、硫酸などの容易に入手可能な...
かさんか‐ししつ【過酸化脂質】
脂質の過酸化物。ふつう不飽和脂肪酸が活性酸素によって酸化された物質をさす。血管内に付着して動脈硬化の原因になったり、皮膚細胞に作用してしみやしわを作ったりする。
かさんか‐すいそ【過酸化水素】
ナトリウム・バリウムの過酸化物に酸を作用させて得られる無色・油状の液体。不安定で、分解すると酸素を発生する。普通は水溶液(過酸化水素水、とくにオキシドール)として漂白剤や殺菌剤に使用。濃厚なもの...
かさんかすいそ‐すい【過酸化水素水】
過酸化水素の水溶液。3パーセント水溶液をオキシドールといい、殺菌消毒剤に用いられる。市販品はふつう30パーセント。