つり‐がね【釣(り)鐘】
寺院の鐘楼などにつるしてある大きな鐘。青銅で鋳造し、つり撞木(しゅもく)でつき鳴らす。梵鐘(ぼんしょう)。
つりがね‐ずみ【釣(り)鐘墨】
松煙(しょうえん)に蝋(ろう)をまぜ、釣鐘を扁平(へんぺい)にしたような形に固めた墨。質がやわらかく、乾拓(かんたく)に用いる。乾打碑(かんだひ)。
つりがね‐そう【釣鐘草】
釣鐘形の花をつける草。ツリガネニンジン・ホタルブクロなど。《季 夏》
つりがね‐どう【釣(り)鐘堂】
寺の梵鐘(ぼんしょう)をつるしておく堂。鐘楼。
つりがね‐にんじん【釣鐘人参】
キキョウ科の多年草。山野に生え、高さ60〜90センチ。根は白く太い。葉は輪生し、長楕円形。秋、青紫色の釣鐘形の花を輪生する。根を漢方で沙参(しゃじん)といい去痰(きょたん)剤とする。とときにんじ...