じゅん【隼】
[人名用漢字] [音]ジュン(慣) シュン(呉)(漢) [訓]はやぶさ 鳥の名。ハヤブサ。「鷹隼(ようしゅん)」 [名のり]とし・はや・はやし [難読]隼人(はやと)・隼人(はやひと)・隼人(はいと)
はや‐と【隼人】
1 「はやひと」に同じ。 2 鹿児島県の男性をいう語。「薩摩(さつま)—」
はやと‐うり【隼人瓜】
ウリ科の蔓性(つるせい)の多年草。葉は五角状卵形。白色の雄花と雌花とが咲き、実は洋ナシ形で黄白色または緑色。未熟な果実を食用、塊根を飼料とする。熱帯アメリカの原産で、日本には大正時代に鹿児島に導...
はやと‐まい【隼人舞】
上代に薩摩・大隅(おおすみ)地方にいた隼人の風俗歌舞。その祖先、火照命(ほでりのみこと)の水におぼれるさまを写すという。平安時代には大嘗会(だいじょうえ)に舞われた。
はや‐ひと【隼人】
《「はやびと」とも》古代、九州南部、現在の鹿児島地方に居住した人々。しばしば朝廷に反抗したが、服従後は京に上って宮門の守護、行幸の先駆や、即位・大嘗祭(だいじょうさい)などに奉仕した。はやと。はいと。