かぐ‐やま【香具山/香久山】
⇒天香山(あまのかぐやま)
こう‐ぐ【香具】
1 「香道具」に同じ。 2 香の材料。匂(にお)い袋や薫物(たきもの)に用いる麝香(じゃこう)・白檀(びゃくだん)・沈香(じんこう)など。
こうぐ‐うり【香具売り】
香具を売り歩く人。江戸時代には、そのかたわら男色を売る者もあった。「見るほど美しき風情なり。これなん—と申す」〈浮・一代男・二〉
こうぐ‐し【香具師】
1 香具を作り、また、売る人。香具屋。 2 「やし(香具師)」に同じ。
や‐し【香具師/野師/野士/弥四】
盛り場・縁日・祭礼などに露店を出して商売したり、見世物などの興行をしたりする人。また、露天商の場所割りをし、世話をする人。的屋(てきや)。