えん‐じゃく【円寂】
[名](スル) 1 悟りの境地。涅槃(ねはん)。 2 僧が死ぬこと。入寂。「和尚は…たくましい一篇の偈(げ)を留めて—し」〈柳田・山の人生〉
えん‐じゃく【燕雀】
1 ツバメとスズメ。また、そのような小鳥。 2 度量の小さい人物。小人物。
燕雀(えんじゃく)安(いずく)んぞ鴻鵠(こうこく)の志(こころざし)を知(し)らんや
《「史記」陳渉世家から》ツバメやスズメのような小さな鳥には、オオトリやコウノトリのような大きな鳥の志すところは理解できない。小人物には大人物の考えや志がわからない、というたとえ。
えんじゃく‐るい【燕雀類】
1 ツバメやスズメのような小鳥類。 2 スズメ目に分類される鳥の総称。