じん‐ぷう【仁風】
1 仁徳による教化。「—率土(そつど)に覆ひ」〈盛衰記・二五〉 2 《晋の袁宏が扇を贈られて「まさに仁風を奉揚し、彼の黎庶を慰むべし」と答えたという、「晋書」文苑伝の故事から》扇のこと。
じん‐ぷう【陣風】
寒冷前線などに伴い、急に激しく吹く風。はやて。
じん‐ぷう【塵風】
ちりやほこりを吹き上げる風。ちりやほこりを含んだ風。
じんぷう‐かく【仁風閣】
鳥取県鳥取市、久松公園内にある洋館。明治40年(1907)、鳥取藩主の子孫が別宅として建設。当時の皇太子(後の大正天皇)の宿舎として使用された。国の重要文化財。向かいには鳥取県立博物館がある。
しんぷうれん【神風連】
《「じんぷうれん」とも》太田黒伴雄(おおたぐろともお)らを中心に、保守派の旧士族で結成された政治団体。復古主義を唱え、神風連の乱を起こした。敬神党。 十一谷義三郎の長編歴史小説。昭和7年(1...