かん‐かん
「髪」「かんざし」の幼児語。「宵子さん—結(い)って上げましょう」〈漱石・彼岸過迄〉
かん‐かん
[副] 1 金属・石などの堅い物がぶつかって出す、高く澄んだ音を表す語。「半鐘の音が—(と)響き渡る」 2 日ざしが強いさま。「真夏の太陽が—(と)照りつける」 3 炭火などが勢いよくおこって...
かん‐かん【侃侃】
[ト・タル][文][形動タリ]気性が強く信念を曲げないさま。剛直なさま。「—として生民の痛苦を訴え」〈東海散士・佳人之奇遇〉
かん‐かん【寛寛】
[ト・タル][文][形動タリ]ゆったりとしているさま。「加藤は—とお酌をさせながら」〈木下尚江・良人の自白〉
かん‐かん【感官】
感覚器官。また、その働き。