ぎり‐ぎり
頭頂にあるつむじ。転じて、頭の頂上。「爪先(つまさき)より—まで打ち込み」〈浄・宵庚申〉
ぎり‐ぎり【限り限り】
[名・形動]限度いっぱいで、それ以上余地がないこと。また、そのさま。副詞的にも用いる。「しめきり—に間に合う」「経済的に—な(の)状態で生活する」「—許容できる線」
ぎり‐ぎり
[副] 1 物が強く擦れ合う音やそのさまを表す語。「歯を—(と)食いしばる」 2 強く力を入れるさま。また、強く巻きつけるさま。「ひもで—(と)縛る」 3 気がいらだつさま。「もう—して来た葉子...
ぎりぎり‐けっちゃく【限り限り決着】
まったく余地がない状況になること。「生れてから今日まで—の生活をして来たんだ」〈漱石・明暗〉