しゃち‐ほこ【鯱】
1 想像上の、魚に似た海獣。頭は虎(とら)に似て背に鋭いとげがあり、尾は空に向かって反り返る。 2 城などの屋根の大棟(おおむね)の両端につける1をかたどった金属製・瓦製などの飾り物。火よけのま...
しゃちほこ‐が【鯱蛾/天社蛾】
鱗翅(りんし)目シャチホコガ科の昆虫。翅(はね)の開張が約5.5センチのガで暗茶褐色。まるみのある翅をもつ。幼虫は静止するときに体の両端を持ち上げ、しゃちほこのような姿勢をとる。食草は、クリ・コ...
しゃちほこ‐がわら【鯱瓦】
城郭・楼門などの棟飾りに用いるしゃちほこ形をした瓦。しゃちがわら。
しゃちほこ‐だち【鯱立ち】
[名](スル) 1 さかだち。しゃっちょこだち。 2 全力を尽くすこと。しゃっちょこだち。「—しても追いつかない」
しゃちほこ‐ば・る【鯱張る】
[動ラ五(四)] 1 鯱のようにいかめしく構えた態度をとる。しゃちこばる。しゃっちょこばる。「—・って訓辞を垂れる」 2 緊張してかたくなる。しゃちこばる。しゃっちょこばる。「—・ってお辞儀をする」
しゃちほこ【×鯱】
1〔海獣〕an imaginary sea animal (with the head of a tiger and the body of a fish)2〔瓦〕an end tile in ...
しゃちほこだち【×鯱立ち】
I〔逆立ち〕しゃちほこ立ちする stand on one's headII〔無理算段をすること〕しゃちほこ立ちしても彼には勝てないI cannot beat him, 「however hard...
しゃちほこばる【×鯱張る】
be stiff and formal; be rigidそんなにしゃちほこ張らないで気楽にしてくださいDon't stand on ceremony like that ― make your...