はご【擌/黐擌】
1 「はが」に同じ。「手足もかなはず、—にかかりし野末の鳥」〈浄・五枚羽子板〉 2 (1にかかった鳥のように)借金や災難で身動きできない状態。また、その借金など。「手前に—は、しょはせやあしねえ...
は‐ご【羽子】
ムクロジの種に穴をあけ、色をつけた鳥の羽を4、5枚さしこんだもの。羽子板でついて遊ぶ。はね。つくばね。「—をつく」《季 新年》
はご‐いた【羽子板】
羽根突きに使う長方形の板。桐(きり)・杉などを用い、絵を描いたり、押し絵をつけたりする。遊戯用のほか飾り用ともする。《季 新年》「—の重きが嬉し突かで立つ/かな女」
はごいた‐いち【羽子板市】
年末に羽子板を売る市。東京の浅草寺(せんそうじ)のものが有名。《季 冬》
はごいた‐かなもの【羽子板金物】
「羽子板ボルト」に同じ。