わし【鷲】
タカ目の鳥のうち、大形のものの総称。翼が大きくて風に乗って飛び、くちばし・つめは先が曲がって鋭く、小獣・鳥・魚などを捕食する。イヌワシ・オオワシ・オジロワシなど。《季 冬》「大いなる古創顔にこれ...
わ‐し【和市】
古代、合意のうえでの売買のこと。のち、単なる売買をさすようになり、中世には売買価格、相場、年貢銭納の場合の換算率をさした。
わ‐し【和紙】
ミツマタ・コウゾ・ガンピなどの靭皮(じんぴ)繊維を原料として、手漉(す)きで作る日本古来の紙。強靭で変質しにくく、墨書きに適する。美濃紙・鳥の子紙・奉書紙など。俗には、和紙に似せてパルプ・マニラ...
わ‐し【和詩/倭詩】
1 漢詩に対して、和歌。やまとうた。 2 日本人の作った漢詩。 3 江戸時代、漢詩の形式にならった仮名交じりの詩。各務支考(かがみしこう)の創意になるもので、俳諧的な趣をもつ。仮名詩。
わし【和紙】
東野辺薫の短編小説。戦時下の東北を舞台に、紙漉(す)きの村に生きる人々を描く。昭和18年(1943)発表。同年、第18回芥川賞受賞。
わし
[共通する意味] ★男性が自分をさしていうときに使う口語。[英] I[使い方]〔おれ〕(代名)▽彼とはおれお前の間柄だ〔僕〕(代名)▽僕と遊ぼう▽僕の車で行こう〔わし〕(代名)▽わしの言うとおり...
わしき【和式】
[共通する意味] ★日本特有の様式、また、いかにも日本らしい様式。[英] Japanese style[使い方]〔和風〕▽和風の建物▽和風建築▽和風旅館〔和式〕▽和式便所▽和式泳法〔和様〕▽和様...
わしづかみ
[共通する意味] ★手でしっかりと持つこと。[英] to grasp[使い方]〔手づかみ〕▽手づかみで食べないで、箸(はし)を使いなさい▽この辺の海では、魚が手づかみでとれる〔わしづかみ〕▽強盗...
わしゃ【話者】
[共通する意味] ★話をする人。[英] a speaker[使い方]〔話者〕▽話者の唇の動きを読む〔話し手〕▽話し手と聞き手[使い分け] ふつう「話し手」を使う。また、「話し手」には、話の上手な...
わしょ【和書】
[共通する意味] ★日本で出版された本。[英] a Japanese book[使い方]〔和書〕▽和書を専門に扱う古書店〔和本〕▽古い和本が蔵から見つかる[使い分け] 特に、江戸時代までの国内の...
アクショーノフ【Vasiliy Pavlovich Aksyonov】
[1932〜2009]ロシアの小説家。ソ連時代に長編「星の切符」などで反逆的な若者を大胆に描き、1960年代の青春文学の旗手となった。1980年には米国に移住。他に「月への道半ば」「モスクワ物語...
アービング【Washington Irving】
[1783〜1859]米国の随筆家・小説家。代表作「スケッチブック」。
エロシェンコ【Vasiliy Yakovlevich Eroshenko】
[1889〜1952]ロシアの盲目の詩人・童話作家。大正3年(1914)に来日して数年間滞在。その間、日本語とエスペラントで童話などを発表した。作「夜明け前の歌」「人類のために」など。
カチャーロフ【Vasiliy Ivanovich Kachalov】
[1875〜1948]ロシア・ソ連の俳優。モスクワ芸術座の中心的な俳優として活躍。
カンディンスキー【Wassily Kandinsky】
[1866〜1944]ロシア生まれの画家。表現主義を経て抽象絵画の創始者の一人となる。モスクワやワイマールのバウハウスで教鞭(きょうべん)を執り、晩年はフランスに帰化。