サンチュ
《(朝鮮語)》チシャの栽培品種。葉は長楕円形で結球しない。朝鮮料理で焼肉などを包んで食べることから、包み菜ともいう。
さん‐ちゅう【山中】
山の中。山間。やまあい。
さんちゅうじんじょうぜつ【山中人饒舌】
江戸後期の画論書。田能村竹田著。上下2巻。文化10年(1813)に書き上げられ、天保6年(1835)刊行された。東洋美術に関するきわめて優れた論考集。
山中(さんちゅう)の賊(ぞく)を破(やぶ)るは易(やす)く心中(しんちゅう)の賊(ぞく)を破(やぶ)るは難(かた)し
《王陽明「与楊仕徳薛尚誠書」から》山中に立てこもっている賊を討伐するのはやさしいが、心の中の邪念に打ち勝つことはむずかしい。自分の心を律することは困難であるというたとえ。
さんちゅうほうろう【山中放浪】
今日出海(こんひでみ)による従軍記。昭和24年(1949)刊行。第二次大戦中、報道班員としてフィリピン戦線へ赴いた著者による戦場記録文学。