サン‐トメ【São Tomé】
アフリカ西岸、ギニア湾東部のサントメ島北東岸の港湾都市。サントメプリンシペ共和国の首都。15世紀後半にポルトガル人が入植し、奴隷交易やサトウキビ、カカオのプランテーションにより栄えた。1975年...
サン‐トメ【(ポルトガル)São Thomé】
《聖トマスの意》 インド南東部、コロマンデル海岸地方のこと。チェンナイ港がある。聖トマスが布教に来たという伝説がある。
1 「サントメ革」の略。 2 「サントメ縞(じま)」の略。
サントメ‐がわ【サントメ革】
インドのマドラス(現チェンナイ)の港から渡来した、しわのあるなめし革。のちに日本でも作られた。
サントメ‐じま【サントメ縞】
インドのマドラス(現チェンナイ)の港から渡来した縞織りの綿布。紺地に赤または浅葱(あさぎ)の細い縦縞の入ったものが多い。のちに日本でも織られたが、舶来のものを唐(とう)サントメ、略して唐サンといった。
サントメ‐せいどう【サントメ聖堂】
《San Thome Basilica》インド南部、タミルナドゥ州の都市チェンナイにあるローマカトリックの教会。16世紀にポルトガル人により建造。キリスト十二使徒の一人、聖トマスが布教に訪れて死...