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辞書
いちばく‐じっかん【一暴十寒】
《「孟子」告子上の「一日之を暴(あたた)めて十日之を寒(ひや)さば、未だ能く生ずる者有らざるなり」から》努力しても怠ることが多くては、むだになる。継続して事を行わなければ効果はあがらないということ。
いちばくじっかん【一暴十寒】
少しだけ努力して、あとは怠けることが多いたとえ。気が変わりやすく、ちょっと努力するだけで怠けることが多いたとえ。また、あるところで努力して、あるところでそれを打ち破るたとえ。一日目にこれを日ひに曝さらして暖めたかと思うと、次の十日これを陰で冷やす意から。▽「暴」は「曝」と同じで、日に曝して暖める意。「十寒一暴じっかんいちばく」ともいう。