なか‐じま【中島】
池や川などの中にある島。特に、寝殿造りの庭園の池にこしらえた島。
なかじま【中島】
姓氏の一。 [補説]「中島」姓の人物中島梓(なかじまあずさ)中島敦(なかじまあつし)中島京子(なかじまきょうこ)中島健蔵(なかじまけんぞう)中島貞夫(なかじまさだお)中島知久平(なかじまちくへい...
なかじま‐こうえん【中島公園】
北海道札幌市中央区にある公園。明治20年(1887)開園。園内にある豊平館と八窓庵はともに重要文化財。
なかじま‐はるやす【中島治康】
[1909〜1987]プロ野球選手。長野の生まれ。昭和9年(1934)大日本東京野球倶楽部(クラブ)(巨人の前身)に入団し、同13年には日本初の三冠王。引退後は六大学野球の評論を執筆した。
なかじま‐あずさ【中島梓】
⇒栗本薫
なかじま‐あつし【中島敦】
[1909〜1942]小説家。東京の生まれ。中国の史実・古典に題材を求めた作品を書いたが夭折(ようせつ)、死後再評価された。作「李陵(りりょう)」「山月記」「光と風と夢」など。
なかじま‐きょうこ【中島京子】
[1964〜 ]小説家。東京の生まれ。出版社勤務、フリーライターなどを経て「FUTON」で作家デビュー。「小さいおうち」で直木賞受賞。他に「イトウの恋」「女中譚(たん)」など。
なかじま‐けんぞう【中島健蔵】
[1903〜1979]評論家・仏文学者。東京の生まれ。国語審議会委員として「当用漢字表」「現代仮名遣い」の制定を推進。評論は文芸から音楽まで幅広い。著「現代文芸論」「回想の文学」「昭和時代」など。
なかじま‐さだお【中島貞夫】
[1934〜2023]映画監督。千葉の生まれ。やくざ映画を代表する監督。代表作「日本の首領(ドン)」シリーズ、「893(やくざ)愚連隊」「狂った野獣」など。