こう‐り【公理】
1 一般に通用する道理。 2 数学で、論証がなくても自明の真理として承認され、他の命題の前提となる根本命題。 3 自明であると否とを問わず、ある理論の前提となる仮定。
こうり‐ぐん【公理群】
⇒公理系
こうり‐けい【公理系】
一つの理論体系の出発点となっている公理の集まり。それぞれの公理は互いに独立し、かつ矛盾のないことが必要。公理群。
こうり‐しゅぎ【公理主義】
すべての理論は、公理的方法によって構成されなければならないという主張。ドイツの数学者ヒルベルトによって提唱された。
こうりてき‐ほうほう【公理的方法】
ある科学領域について、定められた公理系だけを基礎にして、演繹(えんえき)的に理論を構成していく方法。公理論。