ち‐どり【千鳥/鵆】
1 チドリ目チドリ科の鳥の総称。約60種が南極を除く世界中に分布。くちばしは短く、足の指はふつう3本。海岸や河原で、少し歩いては地をつついてえさをとる。イルカチドリ・シロチドリ・ケリ・コチドリな...
ちどり【千鳥】
狂言。太郎冠者が、千鳥を捕らえるまねや津島祭の話などをして酒屋の亭主の目をごまかし、酒樽(さかだる)を取って逃げる。 鈴木三重吉の処女小説。明治39年(1906)「ホトトギス」誌に発表した短...
ちどり‐あし【千鳥足】
1 千鳥の歩くように、足を左右に踏み違えて歩くこと。特に、酒に酔ってふらふらと歩くこと。また、その足つき。「—で帰る」 2 馬の足並みが千鳥の飛ぶ姿のようであること。一説に、その馬の足並みの音が...
ちどり‐かがり【千鳥縢り】
「千鳥掛け1」に同じ。
ちどり‐がけ【千鳥掛(け)】
1 糸を斜めに交差させるかがり方。ほつれるのを防ぐために布の端に用いる。 2 紐(ひも)・糸などを斜めに打ち違えること。左・右と交互にすること。