えせ‐ずりょう【似非受領】
とるにたりない下級の受領。「何とも見入れ給ふまじき—のむすめなどさへ」〈源・葵〉
きんだち‐ずりょう【公達受領】
公達で国司に任ぜられた者。「品不賤(いやしから)ぬ—の、年若きありけり」〈今昔・三〇・一一〉
じゅ‐りょう【受領】
[名](スル) 1 物や金を受け取ること。「会費を—する」 2 ⇒ずりょう(受領) 3 江戸時代、優秀と認められた職人・芸人などが栄誉として国名を付した一種の官位を名のることを許されること。また...
ず‐りょう【受領】
1 《前任者から引き継ぎを受けて事務を執る意》平安中期以降、実際に任国に赴任して政務を執った国司の最上席の者。通例は守(かみ)・権守(ごんのかみ)。時には、介(すけ)をもいう。じゅりょう。ずろう...
ず‐ろう【受領】
⇒ずりょう(受領)