から‐くさ【唐草】
1 「唐草文様」の略。 2 ウマゴヤシの別名。
からくさ‐がわら【唐草瓦】
唐草文様のある軒瓦。軒平瓦(のきひらがわら)のこと。
からくさひょうし【唐草表紙】
木下杢太郎の小説集。大正4年(1915)刊。夏目漱石が序文を寄せている。
からくさものがたり【唐草物語】
渋沢竜彦の短編小説集。昭和56年(1981)刊行。同年、第9回泉鏡花文学賞受賞。「文芸」誌に連載された12の作品からなる。古今東西の人物や伝承を題材とし、エピソードに虚構を交えた幻想小説。
からくさ‐もんよう【唐草文様】
つる草が波状または四方に伸びているような曲線文様。ギリシャ・ペルシアなど世界各地で古くから使われ、日本には唐から伝わった。葡萄(ぶどう)唐草・牡丹(ぼたん)唐草などがある。