あお‐にび【青鈍】
染め色の名。青みがかった薄墨色。仏事や喪中のときに用いた。
あさ‐ぎぬ【麻衣】
1 麻布で作った粗末な着物。「勝鹿(かつしか)の真間の手児名(てごな)が—に青衿(あをくび)着け」〈万・一八〇七〉 2 喪中に着る白い麻の衣服。あさごろも。あさのきぬ。「たへの穂の—着(け)れば...
あらわし‐ごろも【著し衣】
《喪中を表す衣の意》喪服。「この御—の色なくは」〈源・藤袴〉
いみ【忌(み)/斎】
《動詞「い(忌)む」の連用形から》 1 (斎)心身を清浄に保ち、けがれを避けて慎むこと。 2 (忌み)死・不浄など、はばかりのあること。 3 (忌み)人の死後、近親者が、しばらくの間家に慎みこも...
おばこ‐むすび【祖母子結び/姨子結び】
江戸末期の女性の髪形の一。髪を束ねて左右に小さい輪を作り、横に笄(こうがい)を挿して、中央を余った髪で巻いたもの。喪中の髪形とされ、のち、多く町家の主婦が結った。おばこ。
忌み
1〔喪中〕明日で忌みが明けますTomorrow the mourning period will end.2〔飲み食いや行いを慎むこと〕物忌み〔一定の期間〕a period of abstent...
遠慮
1〔先を考えること〕forethought; foresight彼は深謀遠慮の人だHe has a great deal of foresight./He plans carefully for...
欠礼
喪中につき年頭のあいさつは欠礼致します《文》 As I am in mourning, I shall refrain from offering you New Year's greetings.
服喪
mourning彼は今,父の服喪中であるHe is now in mourning for his father.
喪中
亡父の喪中ですI am in mourning for my father.
きちゅう【忌中】
[共通する意味] ★死者の出た家族が、家にこもったり祝い事を避けたりする期間。[英] the period of mourning[使い分け]【1】「忌中」は、特に、死者が宙をさまよっているとさ...
もちゅう【喪中】
[共通する意味] ★死者の出た家族が、家にこもったり祝い事を避けたりする期間。[英] the period of mourning[使い分け]【1】「忌中」は、特に、死者が宙をさまよっているとさ...
しつれい【失礼】
[共通する意味] ★礼を欠くこと。[英] rudeness; impoliteness[使い方]〔失礼〕(名・形動)スル▽挨拶(あいさつ)もしないとは失礼だ▽突然お手紙を差し上げる失礼をお許しく...
ぶさほう【無作法】
[共通する意味] ★礼を欠くこと。[英] rudeness; impoliteness[使い方]〔失礼〕(名・形動)スル▽挨拶(あいさつ)もしないとは失礼だ▽突然お手紙を差し上げる失礼をお許しく...
ぶれい【無礼】
[共通する意味] ★礼を欠くこと。[英] rudeness; impoliteness[使い方]〔失礼〕(名・形動)スル▽挨拶(あいさつ)もしないとは失礼だ▽突然お手紙を差し上げる失礼をお許しく...
しゅうしゅそうめん【囚首喪面】
顔かたちを飾らないことのたとえ。囚人のように、梳とかし整えられていない髪と、喪中もちゅうの人が顔を洗わないように、汚れた顔の意から。▽「首」は頭。「面」は顔。
そうかのいぬ【喪家之狗】
やつれてしまって元気のない人、落胆して志を得ない人のたとえ。また、身を落ち着かせるところがなく放浪している者のたとえ。▽「喪家」は葬式を出して喪に服している家のこと。「狗」は犬。喪中の家では悲しみのあまり犬に餌えさをやることも忘れてしまい、犬がやせ衰えてしまうという意。また、「喪」を失うという意味にとって、宿なしの犬と解釈する説もある。「狗」は「く」とも読み、また、「犬」とも書く。