と‐ぐら【鳥座/鳥栖/塒】
鳥のねぐら。とや。「風吹けばゆるぎの森のひとつ松まつちの鳥の—なりけり」〈曽丹集〉
とぐろ【塒/蜷局】
蛇などが、からだを渦巻き状に巻いた状態でいること。また、その状態。
塒(とぐろ)を巻(ま)・く
1 蛇などがからだを渦巻き状に巻く。 2 何人かが特に何をするでもなく、ある場所に集まっている。「若者たちが道の端で—・いている」 3 ある場所に腰をすえて、動かないでいる。「スナックで—・いて...
と‐や【鳥屋/塒】
1 鳥を飼っておく小屋。鳥小屋。 2 ツグミなどの小鳥狩りの際、わなを仕掛けて待つために山中や谷間に設けた小屋。 3 タカの羽が夏の末ごろから抜けて、冬までに生えかわること。その時機に、1にこも...
ね‐ぐら【塒】
《「寝座(ねぐら)」の意》 1 鳥の寝る所。巣。とや。「—に帰る烏(からす)」 2 人の寝る場所。また、自分の家。「今夜の—を定める」