しお‐じり【塩尻】
1 塩田で砂を円錐形に盛り上げたもの。これに海水を注ぎ、天日に乾かして塩分を付着させる。「なりは—のやうになむありける」〈伊勢・九〉 2 家計。財政。「いつしか—がつまらぬやうになりて、家屋敷も...
しおじり【塩尻】
長野県中央部の市。もと中山道の宿場町。中央本線と篠ノ井線の交点。ワインの製造・精密工業が行われる。人口6.8万(2010)。
しおじり【塩尻】
江戸中期の随筆。天野信景(あまのさだかげ)著。元禄10年(1697)ごろから享保18年(1733)までに執筆。現存は170巻余。歴史・地理・文学・宗教などへの見聞や感想を記したもの。
しおじり‐し【塩尻市】
⇒塩尻
しおじり‐とうげ【塩尻峠】
長野県中央部、諏訪盆地と松本盆地の境界にある峠。標高999メートル。中山道の旧峠は新峠の北にあり、天文年間(1532〜1555)、武田氏と小笠原・木曽両氏が戦った古戦場。