さが【嵯峨】
京都市右京区の嵐山から御室(おむろ)付近の地名。清涼寺・大覚寺・天竜寺などがある。
さ‐が【嵯峨/険】
[ト・タル][文][形動タリ]山などの高く険しいさま。「—たる孤峰」
さが‐ぎれ【嵯峨切】
名物切の一。金襴(きんらん)で、もと嵯峨の清涼寺の戸帳に用いられていたため、この名で呼ばれたという。藍色地に桐(きり)・唐草文のものと、緋色地で雲に宝尽くしのものとがある。
さが‐けい【嵯峨渓】
宮城県東部、宮戸島南東の石巻湾に面した海岸。室浜(むろはま)から萱野崎(かやのさき)までの約2キロメートルにわたり高さ20メートルから40メートルの海食崖が続く。
さが‐げんじ【嵯峨源氏】
嵯峨天皇の皇子で源(みなもと)の姓を賜って臣籍に下った者。肥前の松浦(まつら)氏はその流れと称する。