きれ【切れ】
[名] 1 ㋐物の切れ端。「板の—」「布—」 ㋑(「布」「裂」とも書く)織物を切ったもの。また、織物。布(ぬの)。「木綿の—」「余り—(ぎれ)」 ㋒書画などの、古人の筆跡の断片。断簡。「高野—...
にの【布】
「ぬの(布)」の上代東国方言。にぬ。「筑波嶺(つくはね)に雪かも降らる否をかも愛しき児ろが—乾さるかも」〈万・三三五一〉
ぬの【布】
1 織物の総称。古くは、絹に対して、麻・葛(くず)などの植物繊維で織ったものをいい、のち、木綿も含めた。 2 建築で、横・平ら・水平・平行などの意を表す語。「—羽目(はめ)」
の【幅/布】
1 布の幅を数える単位。一幅(ひとの)は鯨尺で1尺(約37.9センチ)。 2 一幅分の布。はぎ合わせた衣や幕などの一部をさすのに用いる。
ふ【布】
1 ぬの。「敷(しき)—」「葛(くず)—」 2 布銭(ふせん)。