いちじ‐ごめん【一字御免】
家臣が主君から諱(いみな)の一字を賜って、自分の名に用いること。室町・戦国時代に盛行した。一字拝領。
おやく‐ごめん【御役御免】
1 ある役目をやめさせられること。また、仕事をしなくてもよくなること。「管理職を—になる」 2 古くなったり不用となったりした物を処分すること。
きど‐ごめん【木戸御免】
相撲や芝居などの興行場に、木戸銭なしで自由に出入りできること。また、その者。また一般に、出入り自在なことにもいう。
きりすて‐ごめん【切(り)捨て御免】
江戸時代、武士に与えられていた特権の一。町人・百姓などが無礼な行為に及んだ場合、殺しても処罰されなかったこと。転じて、弱者に対し、特権を用いて横暴なふるまいをすること。
こくえ‐ごめん【黒衣御免】
室町時代、幕府が、出家した武士に墨染めの衣の着用を許可したこと。