あい‐とう【哀悼】
[名](スル)人の死を悲しみ悼むこと。「—の意を表する」「友の夭折を—する」
いたむひと【悼む人】
天童荒太の長編小説。死者を悼むために全国を放浪している青年と、彼を取り巻く人々を描く。平成20年(2008)刊行。同年、第140回直木賞受賞。平成24年(2012)に舞台化。
カンコンス‐ひろば【カンコンス広場】
《Place des Quinconces》フランス南西部、ジロンド県の都市ボルドーのガロンヌ川沿いにある広場。面積は12万平方メートルでヨーロッパ最大級。ここで処刑されたジロンド派の主力党員を...
きゅう‐せい【急逝】
[名](スル)急に死ぬこと。急死。「—した作家を悼む」
けんか‐だい【献花台】
1 キリスト教、また、無宗教の葬式で死者に手向ける花を供える台。 2 事故、事件で死者の出た現場に置かれ、その死を悼む人々が花や供物を供える台。
いたむ【悼む】
[共通する意味] ★人の死を嘆き悲しむこと。[英] to mourn[使い方]〔悼む〕(マ五)▽先生の死を悼む〔悔やむ〕(マ五)▽友人の死を悔やむ[使い分け] 「悼む」は、人の死を嘆き悲しむ行為...
くやむ【悔やむ】
[共通する意味] ★人の死を嘆き悲しむこと。[英] to mourn[使い方]〔悼む〕(マ五)▽先生の死を悼む〔悔やむ〕(マ五)▽友人の死を悔やむ[使い分け] 「悼む」は、人の死を嘆き悲しむ行為...
いたむ【痛む】
[共通する意味] ★傷や病気などのために、肉体に苦痛を覚える。[英] to feel a pain[使い方]〔痛む〕(マ五)▽虫歯が痛む▽力仕事をし過ぎて腕が痛む[補足]◇「胸がいたむ」のように...
ひか【悲歌】
[共通する意味] ★悲しみの詩、死者を悼む詩。転じて、悲しみを歌う音楽。[使い分け] 「エレジー」は、「哀歌」「悲歌」と訳されるが、一般に、「悲歌」は「哀歌」より悲壮感が盛られたものをいう。
わかじに【若死に】
[共通する意味] ★年若くして死ぬこと。[英] an early death[使い方]〔早死に〕スル▽兄達は皆早死にした▽五十歳前の早死に〔若死に〕スル▽病気で若死にした姉▽両親ともに若死にだっ...
てんどう‐あらた【天童荒太】
[1960〜 ]小説家。愛媛の生まれ。本名、栗田教行。映画の原作などを手がけたのち、作家活動に入る。「悼む人」で直木賞受賞。他に「永遠の仔(こ)」「包帯クラブ」など。
はん‐がく【潘岳】
[247〜300]中国、西晋の詩人。滎陽(けいよう)(河南省)の人。字(あざな)は安仁(あんじん)。美男として有名。人の死を悼む哀や誄(るい)の文、詩では妻の死を悼んだ「悼亡詩」3首に才を発揮した。
レールモントフ【Mikhail Yur'evich Lermontov】
[1814〜1841]ロシアの詩人・小説家。プーシキンの死を悼む詩「詩人の死」で名声を博す。以後、自由・行動への渇望、深い倦怠(けんたい)などをうたった。決闘により死亡。叙事詩「悪魔」、小説「現...