かけ‐へだた・る【懸(け)隔たる】
[動ラ五(四)] 1 遠く離れる。「父は常に我々とは—・った奥の二間を専領していた」〈漱石・行人〉 2 両者の間に大きな違いがある。かけはなれる。「現実と理想とはあまりにも—・っている」 3 (...
かけ‐へだて【懸(け)隔て】
両者の間に気持ちの上でのへだたりがあること。「—のない付き合い」
かけ‐へだ・てる【懸(け)隔てる】
[動タ下一][文]かけへだ・つ[タ下二] 1 遠く間を隔てる。大きく差をつける。「立場の違いが両者の意見を—・てている」 2 (「駆け隔てる」とも書く)中間に割って入り、両者を離れるようにする。...
けん‐かく【懸隔】
《古くは「けんがく」とも》 [名](スル) 二つの物事がかけ離れていること。非常に差があること。「世代間の社会意識が—している」 [副]程度のはなはだしいさま。ことのほか。「是は—心やすい」...