あい‐の‐て【合(い)の手/相の手/間の手】
1 邦楽で、歌と歌の間に、三味線などの伴奏楽器だけで演奏する部分。 2 歌や踊りの調子に合わせて入れる手拍子や囃子詞(はやしことば)。 3 相手の動作や話の合間に挟む別の動作や言葉。「—を入れる...
ア‐カプリッチョ【(イタリア)a capriccio】
音楽で、発想標語の一。形式や拍子にとらわれず、自在に、の意。
アクセント【accent】
1 個々の語について、社会的慣習として決まっている相対的な音の高低または強弱の配置。言語体系の違いによって、音の高低によるもの(高さアクセント)と音の強弱によるもの(強さアクセント)とがある。日...
あげ‐うた【挙(げ)歌/上(げ)歌】
1 上代歌謡で、高い調子でうたう歌。「こは夷振(ひなぶり)の—なり」〈記・下〉 2 謡曲で、高い音域から始まり低い音域で終わる、拍子に乗った謡の部分。→下げ歌
あし‐びょうし【足拍子】
足を踏んでとる拍子。能楽・舞踊・文楽などでは、足の裏全体で床を強く踏んで音を立てる。リズム感や型のきまりの効果を強調するもの。
足拍子
コーラスを指揮するとき彼女はいつも足拍子をとるShe always beats time with her foot when she directs the chorus.
掛け声
1〔呼び掛ける声〕a shout; a call客席からブラボーの掛け声が掛かったSomeone in the audience shouted,“Bravo!”2〔拍子をとる声〕a chant...
口拍子
口拍子を取るsing the rhythm先生の口拍子に合わせて踊るdance in time to the voice of the teacher singing the rhythm
三拍子
〔音楽の〕triple time; three-part time三拍子の曲a piece [number] in triple time三拍子そろった〔万能の〕all-round;〔理想的な〕...
さんびょうしそろった【三拍子そろった】
〔万能の〕all-round;〔理想的な〕ideal三拍子そろった選手an all-round player日当たり・広さ・交通の便と三拍子そろった住宅ですThis is an ideal ho...
あいのて【合いの手】
[共通する意味] ★歌や踊りの調子に合わせて取る拍子。[英] beating time with the hand[使い方]〔手拍子〕▽手拍子を取りながら歌う▽手拍子を打つ〔合いの手〕▽歌の間に...
てびょうし【手拍子】
[共通する意味] ★歌や踊りの調子に合わせて取る拍子。[英] beating time with the hand[使い方]〔手拍子〕▽手拍子を取りながら歌う▽手拍子を打つ〔合いの手〕▽歌の間に...
ビート
[共通する意味] ★強弱の音を規則的に繰り返したもの。リズムの基礎になる。[英] time; rhythm[使い方]〔拍子〕▽ワルツは三拍子で、マーチは二拍子だ〔ビート〕▽ビートのきいた曲▽エイ...
ひょうし【拍子】
[共通する意味] ★強弱の音を規則的に繰り返したもの。リズムの基礎になる。[英] time; rhythm[使い方]〔拍子〕▽ワルツは三拍子で、マーチは二拍子だ〔ビート〕▽ビートのきいた曲▽エイ...
きおち【気落ち】
[共通する意味] ★がっかりして、気力、張り合いがなくなること。[英] discouragement[使い方]〔気落ち〕スル〔気抜け〕スル〔力抜け〕スル[使い分け]【1】「気落ち」は、気持ちの支...
かめぎく【亀菊】
鎌倉前期の京都の白拍子(しらびょうし)。後鳥羽上皇の寵姫。上皇が亀菊に与えた摂津国長江・倉橋両荘の地頭職の停廃を幕府に要求したことが、承久の乱の一因になったという。生没年未詳。
かわさき‐きゅうえん【川崎九淵】
[1874〜1961]能の大鼓方(おおつづみかた)。葛野流(かどのりゅう)宗家預かり。愛媛の生まれ。近代の大鼓の名人で、地拍子理論を確立した。芸術院会員。
しずか‐ごぜん【静御前】
源義経の側室。母は磯禅師。もと白拍子。義経の京都退去に従ったが吉野山中で別れ、捕らえられた。鎌倉鶴岡八幡宮で、義経を恋う「しずやしず」の歌を舞って人々を感動させた。静(しずか)。生没年未詳。