み‐れん【未練】
[名・形動] 1 執心が残って思い切れないこと。あきらめきれないこと。また、そのさま。「—が残る」「過去に—はない」「—な気持ちを引きずる」 2 熟練していないこと。また、そのさま。未熟。「船軍...
みれん‐がまし・い【未練がましい】
[形][文]みれんがま・し[シク]思い切りが悪い。あきらめが悪い。未練たらしい。「—・くぐちを言う」 [派生]みれんがましさ[名]
みれん‐たらし・い【未練たらしい】
[形]「未練がましい」に同じ。「なおも—・くうろつき廻った挙句」〈織田作之助・青春の逆説〉
みれん‐みしゃく【未練未酌】
同情したり斟酌(しんしゃく)したりすること。多く、打消しの語を伴って用いる。「二匹の馬を、—なく打ちのめしました」〈芥川・杜子春〉
未練(みれん)未酌(みしゃく)がな・い
非常に冷淡で、同情心も斟酌(しんしゃく)する心もない。