ぶ‐どう【無道/不道】
[名・形動]《「ぶとう」とも。「不道」の場合は「ふどう」とも》 1 人の道にはずれること。また、そのさま。非道。「悪逆—」「欲心に義を忘れたる五大院右衛門が心の程、希有(けう)なり、—なりと」〈...
ぶどう‐じん【無道人/不道人】
《「ぶとうじん」とも。「不道人」の場合は「ふどうじん」とも》「不当人(ふとうじん)」に同じ。「三箇の荘を押領し、返し与へぬ—」〈伎・霊験曽我籬〉
む‐どう【無道】
[名・形動]行いが人の道にそむいていること。道理にはずれていること。また、そのさま。非道。「目に余る—な仕打ち」「悪逆—」
む‐どうしん【無道心】
[名・形動ナリ] 1 仏法を求める心がないこと。また、そのさま。「もとより—の者の名聞利養をむねとして」〈妻鏡〉 2 道理にそむいたことをすること。また、そのさま。無慈悲。「面を赤めて言ひけるは...