がん【眼】
1 目。まなこ。 2 物事を見て判断する能力。「—が利く」「私の—に狂いはない」 3 硯(すずり)石の表面に現れた紋。
がん【眼】
[音]ガン(漢) ゲン(呉) [訓]まなこ め [学習漢字]5年 〈ガン〉 1 目。「眼窩(がんか)・眼球・眼睛(がんせい)/近眼・検眼・酔眼・双眼・着眼・点眼・肉眼・白眼・複眼・碧眼(へきが...
がん‐あつ【眼圧】
眼球内の房水(ぼうすい)と硝子体(しょうしたい)の静水圧。眼球の形を維持し、角膜の透明性を保持する。房水の産生が多くなり、流出とのつりあいが異常になると圧が高くなり、緑内障となる。眼内圧。
がんあつ‐けい【眼圧計】
眼圧を測る装置。角膜の表面を押し、その硬さから計測する。角膜に直接当てる接触式と、圧縮空気を吹きつける非接触式がある。
がん‐い【眼位】
左右の眼球が向いている方向。正常な状態では、左右の視線は平行となる。眼位に異常があり、一方の視線が目標に向かない状態を斜視という。
がん【眼】
眼を付けたと言ってやくざにゆすられそうになったSaying that I had given him a malicious look, a hoodlum tried to shake me ...
がんか【眼下】
そのホテルからは太平洋が眼下に見下ろせますThe hotel overlooks [commands a view of] the Pacific.眼下には豊かな平原が広がっていたA ferti...
がんか【眼科】
ophthalmology眼科医an ophthalmologist; an oculist; an eye doctor [specialist]眼科病院an ophthalmological...
がんか【眼×窩】
an eye socket; an orbit
がんかい【眼界】
I⇒しかい(視界)II〔考えの及ぶ範囲〕a mental view [horizon]彼は眼界が広い[狭い]He has a broad [narrow] mental horizon.
がんきゅう【眼球】
[共通する意味] ★脊椎(せきつい)動物の物を見る働きをする器官。[英] an eyeball[使い方]〔眼球〕▽眼球を傷つける▽眼球乾燥症〔目玉〕▽大きな目玉をぎょろりとさせてにらみつける〔目...
がんけん【眼瞼】
[共通する意味] ★眼球を覆って保護する皮膚。[英] the eyelid[使い方]〔瞼〕▽まぶたをとじる▽まぶたが重くなる(=眠くなる)▽まぶたの母(=幼いときに別れ、思い出の中に生きている母...
がんこう【眼光】
[共通する意味] ★物事の本質や真偽を見分ける洞察力。[英] insight[使い方]〔眼力〕▽彼には人物を見る眼力がある〔眼光〕▽眼光紙背に徹す(=字句の表面的意味だけでなく、深い意味まで理解...
がんしき【眼識】
[共通する意味] ★物の価値、真偽などを見分ける能力。[英] discernment[使い方]〔目利き〕▽刀剣に関しては相当の目利きだ〔鑑識眼〕▽古美術品についての彼女の鑑識眼は確かだ〔眼識〕▽...
がんぜん【眼前】
[共通する意味] ★その人の見ているすぐ前の所。[英] in one's face[使い方]〔目の前〕▽目の前で電車のドアが閉まって乗り遅れた▽目の前で大事故が起こった〔眼前〕▽眼前に展開する王...
がんこうけいけい【眼光炯炯】
目がきらきらと鋭く光るさま。すべてを見透かしているようで、人を圧倒する目のこと。▽「眼光」は目の光。転じて、物事の真実を見抜く力。「炯炯」はきらきらと鋭く光り輝くさま。
がんこうしはい【眼光紙背】
読書の理解力がきわめて鋭いことのたとえ。書物を読んで、その深意をつかみとることにいう。
がんこうしゅてい【眼高手低】
目は肥えているが、実際の技能や能力は低いこと。知識はあり、あれこれ批評するが、実際にはそれをこなす能力がないこと。また、理想は高いものの実力が伴わないこと。▽「眼高めたかく手低てひくし」と訓読する。
がんちゅうのくぎ【眼中之釘】
自分に害をなすもののたとえ。邪魔者、いやなやつ、憎らしい人などのたとえ。眼の中の釘(目の中の障害物)の意から。▽類句として「眼中抜釘(眼中より釘を抜く)」があり、自分に害を与えるものを取り去る、害をなすものがいなくなる意。一般には邪魔者がいなくなったときに「眼中の釘が抜けたようでせいせいした」などと用いる。「釘」は「丁」とも書く。
がんちゅうのひと【眼中之人】
常に心で思っている人、また、親しい友人のこと。