い‐だく【唯諾】
[名](スル)人の言うことをそのまま承知すること。また、その返答。「在来の倫理に—し、在来の道徳を墨守し」〈透谷・明治文学管見〉
いち‐ぐう【一隅】
1 一方のすみ。かたすみ。一角。「庭の—」 2 ある一つの考え方や見解。また、物の一端しか見ない考え方。「—の管見(かんけん)」
かん【管】
[音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]くだ [学習漢字]4年 〈カン〉 1 くだ。また、くだ状の容器。「気管・血管・信管・土管・導管・配管・試験管・真空管」 2 吹き鳴らす楽器。「管弦・管楽...
かん‐き【管窺】
視野が狭いこと。見識がないこと。管見。
きゅう‐つう【窮通】
「窮達」に同じ。「人間の—は機会の独断すべきものにあらずして」〈透谷・明治文学管見〉
かんけん【管見】
[共通する意味] ★知識や考え、意見などが狭くてつまらないものであること。[英] one's point of view[使い方]〔管見〕▽敢(あ)えて管見を述べる▽管見によれば、この種の論文は...
かぶん【寡聞】
[共通する意味] ★知識や考え、意見などが狭くてつまらないものであること。[英] one's point of view[使い方]〔管見〕▽敢(あ)えて管見を述べる▽管見によれば、この種の論文は...
せんけん【浅見】
[共通する意味] ★知識や考え、意見などが狭くてつまらないものであること。[英] one's point of view[使い方]〔管見〕▽敢(あ)えて管見を述べる▽管見によれば、この種の論文は...
しもこうべ‐ちょうりゅう【下河辺長流】
[1627〜1686]江戸前期の歌人・国学者。大和の人。歌道の伝統主義の打破を主張し、万葉集の注釈・研究に新風を示した。著「万葉集管見」「林葉累塵集」「晩花集」。
たかはし‐よしとき【高橋至時】
[1764〜1804]江戸中期の天文学者。大坂の人。号、東岡。通称、作左衛門。麻田剛立(あさだごうりゅう)に師事。幕府天文方として寛政の改暦事業に成功。編訳「ラランデ暦書管見」。
やまじ‐あいざん【山路愛山】
[1865〜1917]評論家。江戸の生まれ。本名、弥吉。「国民新聞」の記者、「信濃毎日新聞」の主筆を経て雑誌「独立評論」を創刊。独自の国家社会主義を主張した。著「足利尊氏」「社会主義管見」「現代...