せちぶん‐たがえ【節分違へ】
平安時代の風習で、節分の日に行う方違(かたたが)え。「—などして夜ふかく帰る」〈枕・二九八〉
せち‐ぶん【節分】
⇒せつぶん(節分)
せつ‐ぶん【節分】
1 季節の変わり目。立春・立夏・立秋・立冬の前日。せちぶん。 2 特に、立春の前日。2月3日ごろ。この夜、鬼打ち豆をまいたり、柊(ひいらぎ)の枝に鰯(いわし)の頭をさしたものを戸口にはさんだりし...
せつぶん【節分】
狂言。節分の夜、女に一目ぼれした鬼が、小歌をうたって口説く。女は鬼をだまして隠れ蓑(みの)・隠れ笠・打ち出の小槌(こづち)を取り上げ、豆をまいて追い払う。
せつぶん‐さい【節分祭】
立春の前夜または当日に各地の寺社で行われる祭礼。