おお‐ぎり【大切(り)】
1 大きく切り分けること。また、その切り身。 2 (縁起をかついで「大喜利」とも書く) ㋐芝居で、その日の最終の幕。 ㋑江戸時代の歌舞伎で、二番目狂言(世話物)の最終幕。幕末以後の歌舞伎では、二...
カーテン‐コール【curtain call】
音楽会・演劇・ショーなどで、終幕後に観客が拍手喝采し、いったん退場した出演者を舞台に呼び戻すこと。 [補説]書名別項。→カーテンコール
しゃぎり
1 狂言の囃子(はやし)で、めでたく、にぎやかな気分を表す笛の節。 2 民俗芸能で、風流(ふりゅう)の行列などが練っていく途中、笛・太鼓・鉦(かね)などで奏する囃子。 3 (「砂切」とも書く)歌...
すみだがわごにちのおもかげ【隅田川続俤】
歌舞伎狂言。世話物。4幕。奈河七五三助(なかわしめすけ)作。天明4年(1784)大坂角の芝居初演。破戒僧法界坊のこっけいな小悪党ぶりを描く。終幕は常磐津(ときわず)舞踊「双面(ふたおもて)」とし...
デウス‐エクス‐マキナ【(ラテン)deus ex machina】
《機械仕掛けの神の意》古代ギリシャ劇の終幕で、上方から機械仕掛けで舞台に降り、紛糾した事態を円満に収拾する神の役割。転じて、作為的な大団円。
おおづめ【大詰め】
[共通する意味] ★一つの劇の、最後の幕や場面。また、物事の最終段階にもいう。[英] the catastrophe[使い方]〔大詰め〕▽舞台は大詰めを迎えた▽捜査が大詰めの段階に入る〔終幕〕▽...
しゅうまく【終幕】
[共通する意味] ★一つの劇の、最後の幕や場面。また、物事の最終段階にもいう。[英] the catastrophe[使い方]〔大詰め〕▽舞台は大詰めを迎えた▽捜査が大詰めの段階に入る〔終幕〕▽...
じょまく【序幕】
[意味] 一つの劇の、最初の幕をいう。第一幕のこと。また、物事のはじまり。[英] a prelude⇔終幕[使い方]〔序幕〕▽序幕から暗い芝居▽騒動の序幕[関連語]◆(序) 「序幕」のこと。「序...
おおづめ【大詰め】
[共通する意味] ★続いてきた物事の終わり。[英] an end; a termination[使い方]〔終局〕▽事件は終局に近づいた〔終焉〕▽終焉の時を告げる〔結末〕▽その事件の結末に皆は驚い...
かいまく【開幕】
[共通する意味] ★物事が始まること。[英] the beginning[使い方]〔開始〕スル▽十時から試合を開始する▽営業開始〔幕開き〕▽日本の近代社会の幕開き▽新しい時代の幕開き〔開幕〕スル...