チャンズウのころ【纏足の頃】
石塚喜久三の短編小説。中国人社会に同化しようとするモンゴル民族を題材とした作品。昭和18年(1943)発表。同年、第17回芥川賞受賞。
てん【纏】
仏語。まつわりつくもの。煩悩(ぼんのう)のこと。纏縛(てんばく)。
てん【纏】
[人名用漢字] [音]テン(漢) [訓]まとう まとい まつわる 1 まつわりつく。「纏繞(てんじょう)・纏綿」 2 身につける。身にまとう。「纏足/半纏」 [補説]「纒」は俗字。
てん‐じょう【纏繞】
[名](スル)まといつくこと。からまりつくこと。また、巻きつけること。「—茎」「一個の大画を—する幾個の小画趣小風景」〈蘆花・自然と人生〉
てん‐そく【纏足】
中国で、女性の足を大きくしないため、子供のときから親指を除く足指を裏側に曲げて布で固く縛り、発育をおさえた風習。唐末ごろに始まり、宋代から流行したが、清末に廃止運動が起こり、清滅亡後消滅した。
てんそく【×纏足】
foot-binding;〔足〕bound feet
てんめん【×纏綿】
1〔まといつく様子〕纏綿とした 〔からみついた〕entangled;〔離れない〕clinging2〔情がこまやかな様子〕情緒纏綿とした手紙だThe letter is full of delic...
まつる【×纏る】
テーブルかけの端をまつるwhip the edge of a tablecloth
まつわりつく【×纏わり付く】
I〔巻き付く〕coil [twine] around;〔ぴったり付く〕cling ((to))木につたがまつわり付いているVines are twining around the trunk o...
まつわる【×纏わる】
I〔からみつく〕coil aroundII1〔つきまとう〕follow about2〔関連する〕concerning彼女の死にまつわる話stories [rumors] concerning h...