ぼだい‐じゅ【菩提樹】
1 《(梵)bodhidrumaの音写》クワ科のテンジクボダイジュの別名。釈迦がその下で悟りを開いたとされ、原産地インドでは無憂樹(むゆうじゅ)・娑羅双樹(さらそうじゅ)とともに三大聖木とされる...
ぼだいじゅ【菩提樹】
《原題、(ドイツ)Der Lindenbaum》シューベルトの歌曲。ホ長調。連作歌曲集「冬の旅」の第5曲の題名。同歌曲集の中でもっとも有名。
ぼだいじゅのこかげで【菩提樹の木かげで】
《原題、(ドイツ)Unter der Linden》ワルター=フォン=デア=フォーゲルワイデによる詩。執筆年不詳。田園詩風の素朴な恋愛詩で、作者の代表作とされる。
ぼだい‐ず【菩提樹】
1 「ぼだいじゅ(菩提樹)」に同じ。「黄金の数珠(ずず)箱に、—のをなむ入れさせ給ひたりける」〈落窪・三〉 2 「菩提子(ぼだいし)」に同じ。「—の数珠具したるたたなど」〈宇津保・国譲中〉