きん‐せい【近世】
1 現代に近い時代。また、近ごろの世の中。 2 歴史の時代区分の一。近代と区別していうときに使う。 ㋐日本史では安土桃山時代・江戸時代をさす。 ㋑西洋史ではルネサンスから市民革命・産業革命のころ...
きんせいきじんでん【近世畸人伝】
江戸中期の伝記集。5巻。伴蒿蹊(ばんこうけい)著。寛政2年(1790)刊。続編5巻は三熊花顛(みくまかてん)著。同10年刊。中江藤樹・遊女大橋など、さまざまな職業・階層の約200人の奇異な行状を...
きんせい‐ご【近世語】
国語史で、江戸時代の言語。およそ享保(1716〜1736)または宝暦(1751〜1764)ごろを境に前・後期に二分される。前期は京・大坂を中心に行われた上方(かみがた)語が勢力をもち、後期は、東...
きんせい‐し【近世史】
近世の歴史。→近世2
きんせいにほんこくみんし【近世日本国民史】
徳富蘇峰の著作。織田信長の時代から明治時代に至る日本の歴史を詳説したもの。全100巻。大正7年(1918)に起稿され、大正12年(1923)、最初の10巻が刊行された段階で、第13回帝国学士院賞...