あがり‐なまず【上がり鯰】
《死んだ鯰がぬめりを失う意から》遊蕩に金銭を使い果たした者をいう遊里語。「やがて買ひ手を—にせんといへる響きあるぞゆゆしき」〈仮・浮世物語・一〉
さいかくおきみやげ【西鶴置土産】
浮世草子。5巻。井原西鶴の第1遺稿集。北条団水編。元禄6年(1693)刊。遊蕩(ゆうとう)の末に零落した人々の姿を、こっけいな中にも哀感を込めて描いた15話を集めたもの。
さわぎ‐なかま【騒ぎ仲間】
遊里などでの遊び仲間。遊蕩(ゆうとう)仲間。遊興の友。「折ふし洛中に隠れなき—の男四天王」〈浮・五人女・三〉
しま・る【締(ま)る/閉(ま)る】
[動ラ五(四)] 1 固くひねったり、強く引っぱったりして緩みやあきのない状態になる。「帯が—・る」「瓶のふたがきちんと—・らない」 2 からだつきや顔つきにたるんだところがなくなり引きしまる。...
とう【蕩】
[音]トウ(タウ)(漢) [訓]とろける とろかす 1 揺れ動く。ゆらゆら動かす。「蕩揺/漂蕩」 2 酒色などにおぼれる。締まりがない。「蕩児/淫蕩(いんとう)・放蕩・遊蕩」 3 豊かに広がって...
ほうとう【放蕩】
[共通する意味] ★酒や女遊び、博打(ばくち)などにふけること。[英] debauchery[使い方]〔放蕩〕スル▽放蕩を重ねる▽放蕩息子〔道楽〕スル▽結婚しても道楽がおさまらない▽女道楽〔遊蕩...
ゆうとう【遊蕩】
[共通する意味] ★酒や女遊び、博打(ばくち)などにふけること。[英] debauchery[使い方]〔放蕩〕スル▽放蕩を重ねる▽放蕩息子〔道楽〕スル▽結婚しても道楽がおさまらない▽女道楽〔遊蕩...
どうらく【道楽】
[共通する意味] ★酒や女遊び、博打(ばくち)などにふけること。[英] debauchery[使い方]〔放蕩〕スル▽放蕩を重ねる▽放蕩息子〔道楽〕スル▽結婚しても道楽がおさまらない▽女道楽〔遊蕩...
いんとう【淫蕩】
[共通する意味] ★酒や女遊び、博打(ばくち)などにふけること。[英] debauchery[使い方]〔放蕩〕スル▽放蕩を重ねる▽放蕩息子〔道楽〕スル▽結婚しても道楽がおさまらない▽女道楽〔遊蕩...
あそびにん【遊び人】
[共通する意味] ★定職を持たず、遊んで暮らしている人。[英] a gambler[使い方]〔遊び人〕▽遊び人風の男が訪ねて来た▽遊び人仲間のたむろする店〔遊民〕▽のんきな遊民の身[使い分け]【...