きり‐び【切(り)火/鑽り火】
1 ヒノキ・モミなどの堅い材に細い丸棒をもみこみ、その摩擦熱でおこす火。 2 火打ち石と火打ち金(がね)を打ち合わせておこす火。 3 旅立ちや外出などの際、火打ち石で身に打ちかける清めの火。「—...
き・る【切る/斬る/伐る/截る/剪る】
[動ラ五(四)] 1 つながっているものを断ったり、付いているものを離したりする。特に、刃物などでものを分け離す。「枝を—・る」「爪(つめ)を—・る」「二センチ角に—・る」 2 ㋐刃物などで人...
さん【鑽】
[音]サン(呉)(漢) [訓]きる きり 1 穴をあける。うがつ。「鑽孔」 2 物事を深く究める。「鑽仰/研鑽」
さん‐ぎょう【鑽仰/賛仰/讃仰】
[名](スル)《「論語」子罕(しかん)の「これを仰げば弥(いよいよ)高く、これを鑽(き)れば弥(いよいよ)堅し」から》聖人や偉人の徳を仰ぎ尊ぶこと。さんごう。
さん‐こう【鑽孔】
[名](スル)穴をあけること。穴を打ち抜くこと。