うま‐の‐かみ【馬頭】
馬寮(めりょう)の長官。従五位上相当。左右の馬寮に一人ずついる。
ばとう‐かんのん【馬頭観音】
《(梵)Hayagrīva》六観音・七観音の一。宝冠に馬頭をいただき、忿怒(ふんぬ)の相をした観音菩薩(ぼさつ)。魔を馬のような勢いで打ち伏せ、慈悲の最も強いことを表すという。江戸時代には馬の供...
ばとう‐きん【馬頭琴】
モンゴルの民族楽器。2弦の擦弦楽器で、弦・弓とも馬の毛を用い、胴は台形、棹(さお)の先端に馬の頭部の彫刻がある。
ばとう‐せいうん【馬頭星雲】
オリオン座の三つ星の南東にある暗黒星雲。背後にある散光星雲の光を遮る宇宙塵の雲の形が馬頭状であるところからの名。距離約1500光年。
め‐ず【馬頭】
頭が馬で首から下が人間の姿をした地獄の獄卒。馬頭羅刹(めずらせつ)。「牛頭(ごず)—」