ござりす (宮城の方言)
ございます。 「このリンゴなんぼだ」(このリンゴはいくらだ)「ひゃぐえんでござりす」(百円でございます)
ごんしょ (和歌山の方言)
いらっしゃいよ。 そがいにえんりょしやんすな。うちいごんしょ(そんなに遠慮しないでよ。わが家にいらっしゃいよ)きいつけてにい。はよ、ごんしょ(気をつけてね。はやくもどっていらっしゃいよ)
ざんぞかだる (宮城の方言)
陰口を言う。 そったにざんぞかだるんでがえん(そんなに陰口を言うものではない)古語「讒訴」から。
しもる (茨城の方言)
寒さで野菜などがいたむ。 さづまはとぐに、しもゲんのガはやえんだ(さつまいもは特に寒さでいたむのが早いんだ)
すける (宮城の方言)
手助けする。援助する。 大掃除すけでくなえんか(大掃除を手伝ってくれませんか)
たごまる (宮城の方言)
ひもやロープなどが絡まって、ほどきにくいさま。また、着ているものが次第に一ヵ所に寄ること。 シャッツの袖ぁたごまって、えんずぇごどぁ(シャツの袖が寄って、違和感があるなぁ)
ちくらっぽ (栃木の方言)
噓。でたらめ。 ちくらっぽゆーと、えんまさまにべろ抜かれるど(うそをいうと、閻魔さまに舌を抜かれるよ)
ちゃっちゃと (福井の方言)
すばやく。さっさと。 ぐずぐずしてえんと、ちゃっちゃとしねま(ぐずぐずしていないで、さっさとしなさい)
つかえん (富山の方言)
かまわない。 なーん、つかえんちゃ(何も差し支えないよ)
つばえる (山口の方言)
ふざける。じゃれる。 ごはん食べよーるときは、つばえんな(ごはんを食べているときはふざけるな)「ひょうげる」とも。