さいがはやい (鳥取の方言)
すばしこい。はしこい。 さいがはやい子は、物覚えがえーし、なんたってかしけー(はしこい子は、物覚えがいいし、何と言っても利口だ)
〜さか (和歌山の方言)
〜から。 ねつあるさか、いかんほーがえーで(熱があるから、行かない方がいいよ)
ざっかけだ (神奈川の方言)
こだわらない。 あのひたーざっかけだーからよー、気にしなくったってえーよー(あの人は物にこだわらないから、気にしなくても平気だよ)
〜しかえー (和歌山の方言)
〜の方が良い。 うら、酒しかえーよ(私は日本酒の方が良いよ)焼酎のむしかえーよ(焼酎を飲む方が良いよ)
しもてく (三重の方言)
亡くなる。 えーちゃんしもてきなした(英次さんは亡くなられた)この世に終わりを告げてあの世へ往くという言い方。人の死を悔やむ丁重な心情からの造語である。
しょーもない (大阪の方言)
くだらない。 しょーもない話ばっかして。えーかげにせー(くだらない話ばかりして。いい加減にしなさい)
〜すける (茨城の方言)
助ける。一緒に行う。 えーべよ、えっしょにえってすけろよ(いいだろう、一緒に行ってくれよ)「〜つける」とも。
すてぎもねー (茨城の方言)
この上ない。すばらしい。 すてぎもなぐえーふぐきてんねー(すばらしくいい服を着ているね)
せつなか (佐賀の方言)
窮屈だ。 また肥えたけん、シャツんボタンのせつーなかごとしとったいえー(また太ったから、シャツのボタンが窮屈そうにしているじゃないか)
せられー (岡山の方言)
しなさい。 えー加減にしてはよーせられー(いい加減にして早くしなさい)