がぼる (福井の方言)
雪や泥に足がはまる。 雪に足がぼってよわったのー(雪に足がはまって困ったねえ)「ごぼる」「がぶる」とも。嶺南では「ぐいる」「ぐわる」。
がまだす (福岡の方言)
精を出す。 がまだしよんなはっですかー(ご精が出ますか)例は南部。
がまだす (佐賀の方言)
精出して働く。 むかしんこどま、ちんかもんもがまだしよりましたばな(昔の子どもは年少者も懸命に働いていましたよ)
がまだす (熊本の方言)
精を出す。頑張る。 頑張りどころだけんいっちょがまだそーかね(頑張りどころだから、ひとつ精を出そうかな)南部・天草では「せしかう」。
がまわれ (北海道の方言)
寒さで木が凍り割れる。 ゆうべもしばれてがまわれの音してたもね(昨夜も冷え込んでがまわれの音がしていたものね)
がめつい (大阪の方言)
けちな。 あいつ、がめついやっちゃなあ(あいつはけちな奴だねえ)
がめに (福岡の方言)
大根、レンコン、ごぼう、にんじん、こんにゃく、里芋などを食べやすい大きさに切り、鶏肉のぶつ切りとともに醬油と砂糖で煮た料理。 「筑前煮」とも。
がもじん・ががんも (宮崎の方言)
おばけ。 わりこつすっと、がもじんがくっどー(悪いことをするとお化けが来るよ)
がや(1) (兵庫の方言)
信念や根性がない。 あの人はがやだなー(あの人は根性がないね)
がや(2) (兵庫の方言)
内容が駄目。 がやなはなしんだ。あけへん(内容がなってない話だ。駄目だ)