きびしょ (埼玉の方言)
急(きゅう)須(す)。 きびしょ落として足にやけっぱたした(急須を落として足にやけどした)
きびょーやみ (三重の方言)
極端な潔癖症。 あのこーはそらきびょーやみやに(あの子はそれはそれは潔癖症だよ)
きびる (山口の方言)
結ぶ。束ねる。 よーきびっちょき(よく結んでおいて)「てねる」とも。
きびる (香川の方言)
惜しむ。 また、きびっとる(また、けちっとる)
きびる (福岡の方言)
紐と紐を結ぶ。束ねて縛る。 くつのひぼば、きびる(靴の紐を結ぶ)たきもんばきびって、うらい、こずーどけ(薪を縛って裏に積み上げておけ)
きぴちょ (宮城の方言)
急須。 ほのきぴちょ、こっちさ回してけさえ(その急須をこちらによこしてください)中国から伝わったお燗の道具「急焼(きひしゃお)」から。「きびちょ」とも。
きぶい (富山の方言)
窮屈だ。 この靴、ちっちゃすぎて、きぶてはけんわ(この靴は小さすぎて、きつくて履けないよ)
きぶい (徳島の方言)
坂がきつい。 あしこの坂はきぶいけん、馬力のある車で行きなはれよ(あそこの坂はきついから、馬力のある車で行きなさいよ)
きぶっせい (東京の方言)
気がつまる感じ。 おばーさんに会うとどこか気ぶっせい
きぶっせーだ (神奈川の方言)
気づまりでつきあいにくい。 あいつぁー、どーも、きぶっせーなやつだーなー(あいつは、どうも、つきあいにくいやつだな)