きょーさめー (鳥取の方言)
不思議な。珍しい。予想外な。 なんぼ探してもぜにぶくろがないなんて、きょーさめーことだ(いくら探しても財布がないなんって、不思議なことだ)
きょーてー (岡山の方言)
恐ろしい。気味が悪い。 あそこのお化け屋敷、ぼっけーきょーてーんでー(あそこのお化け屋敷はとても怖いんだよ)
きょーとい (島根の方言)
恐ろしい。 あのさんのきょーとい顔で、子どもないちょー(あの人のこわい顔つきのために、子どもが泣いている)「きょーて」とも。
きょーとい (広島の方言)
恐ろしい。こわい。不安だ。とんでもない。ひどい。 あないなきょーとい事件、初めてや(あんな恐ろしい事件は初めてだ)
きょーとましー (千葉の方言)
かん高い。 そんなにきょーとましー声出すなよ。耳ガいでぐなっちゃーど(そんなにかん高い声を出すなよ。耳が痛くなっちゃうぞ)
きょーび (京都の方言)
いまどき。近頃。最近。 今日日の若いもんはなにを考えとるんや(近頃の若い者はなにを考えてるんだ)
きょーび (埼玉の方言)
今(こん)日(にち)。近頃。 きょーびの子どもは落ち着きがねーな(最近の子どもは落ち着きがないな)
きりこ (奈良の方言)
餅を「サイ」の目に刻んだあられ、焼いて粥や茶に入れてたべる。 冬はおかいさんにきりこ入れて食べるのが一番や(冬は粥に「サイ」の目に刻んだあられを入れて食べるのが一番だ)
きりば (広島の方言)
まな板。俎板。真魚板。 きりばー、よー、ながしておけよ、鱗がちーとるけー(まな板をよく洗い流しておけよ、魚の鱗が付いているから)
きんかんなまなま (石川の方言)
雪道が凍ってつるつるの状態。 道、きんかんなまなまんなっとっさけ、気ーつけて(道の雪が凍ってつるつるになっているから、気をつけて)