くどい (富山の方言)
塩味が濃い。 このおつけ、ちょっこしくどいわ(このお汁は少ししょっぱいよ)
くどい (石川の方言)
塩辛い。 こんなくどいもんな、体によーないガや(こんなに塩辛いものは体によくないんだ)能登では「からい」。
くどい (福井の方言)
塩辛い。 このおつけ、かすなくどいさけ、飲まれんて(この味噌汁はとても塩辛いので飲めないよ)
くにしゅー 【国衆】 (北海道の方言)
本州などからの移住の同郷人。 ここは阿波のくにしゅうばっかりだ(ここに住んでいるのは阿波の国衆ばかりだ)「南部衆」「越後衆」などとも言った。
くね (埼玉の方言)
垣根。生け垣。 くねんとこにちっちぇー鳥がとまってた(垣根の所に、小さい鳥がとまっていた)
くびこんま (福島の方言)
肩車。 わらしは、くびこんましてやっと喜ぶもんだ(子どもは、肩車をしてやると喜ぶものだ)「てんぐるま」とも。
くふぇる (宮城の方言)
穴をふさぐ。 屋根の穴こ、くふぇさえ(屋根の穴をふさぎなさい)
くぼのえず (福島の方言)
蜘蛛の巣。 おっきーくぼのえず、はったなあ(大きな蜘蛛の巣、張ったなあ)「くものえず」「くもねず」とも。
くむ (山梨の方言)
交換する。 ふんじゃどーでー、こっちのーとくむじゃん(それではどうだい、こっちのものと交換しよう)名詞形は「くみっこ」。
くむ (静岡の方言)
崩れる。 裏山のガけガ大雨でくんで困ったっけよー(裏山の崖が大雨で崩れて困ったっけなあ)