くむ (千葉の方言)
崩れる。 きんのの雨で土手がくんじまった(昨日の雨で土手が崩れてしまった)
くもじ (奈良の方言)
菜漬物。大根菜のつけもの。 おせち料理にもあいたさかいにくもじでぶぶ漬け食べとこか(おせち料理に飽きたので、菜っ葉の漬け物でお茶漬けを食べておこうか)
くものえず (栃木の方言)
蜘(く)蛛(も)の巣。 どんぶがくものえずにひっかかって、ばたばたもがいてんだんべー(蜘蛛の巣にとんぼがひっかかって、ばたばたもがいているんだろう)
〜くらい (滋賀の方言)
当然視を強調の接尾語。 せつかれんかて、ほらー、するくらい(せき立てられなくても、そりゃ、当然するとも)
くらす (福岡の方言)
げんこつで強く打つ。 くらすぞ(なぐるぞ)
くらつける (福島の方言)
たたく。 むがしはよぐ先輩に、くらつけらっちゃなあ(むかしはよく先輩に、たたかれたなあ)「くらすける」とも。
くりょー (山梨の方言)
くれよ。〜てくれよ。 俺にはおぶどーをくりょー(俺にはぶどうをくれよ)半分に切ってくりょー(半分に切ってくれよ)
くる (福岡の方言)
あなたの所に行く。 〈電話で「遊びに来ないか」などと誘われて〉今から、くるけん(今から行くから)相手側に身を置いての表現。
くるう (長野の方言)
ふざける。 校内ではくるわない(校内ではふざけない)
くるみ (長野の方言)
足のくるぶし。 くるみんとこ、怪我した(くるぶしのところを怪我した)